ツーバイフォー工法を支える、JAS規格の高品質な構造用合板
ウイングでは、ツーバイフォー(2x4)工法に不可欠な主要部材である構造用合板を取り扱っています。構造用合板とは、薄い木の板(単板)を繊維方向が互いに直交するように重ねて接着した、強度と寸法安定性に優れた木質材料です。
当社では、JAS(日本農林規格)の規格に基づいた多様な種類の構造用合板を揃えており、お客様の建物の仕様や施工状況に応じて最適なものを選定し、使い分けています。
これらの合板は、当社の主力事業であるプレカットやパネル加工に用いられるだけでなく、建築資材としてそのままお取引先へ販売・納入することも行っています。自社の合板倉庫で在庫を管理することで、安定した供給体制を整えています。
耐震性・気密性を高める、2x4工法の心臓部

ツーバイフォー工法(枠組壁工法)において、構造用合板は建物の性能を決定づける極めて重要な部材です。
この工法は、規格化された木材の枠組に構造用合板を釘でしっかりと打ち付け、床・壁・屋根が一体となった強固な「6面体の箱(モノコック構造)」を形成します。この構造用合板による「面」が建物全体を支えることで、地震などの外部からの力を建物全体で受け止めて分散させ、優れた耐震性を発揮します。
さらに、建物全体が面材で隙間なく覆われるため、気密性や断熱性においても高い性能を実現します。ウイングが提供する高品質な構造用合板は、ツーバイフォー工法が持つ性能を最大限に引き出し、安全で快適な住空間を実現するための、まさに心臓部と言える存在です。
主な用途と仕様
- 用途
床・壁・屋根など、面剛性(面としての強度)を必要とする部分全般。 - 樹種
国産カラ松、国産杉、国産桧、国産アカマツ、ベイマツ(北米産)などの複数樹種に対応。 - 規格
住宅用に使用する合板はJAS規定上「構造用合板」として分類されます。 - 基本構造
「合板」の名の通り、「薄い板を合わせた」もので、木材の木目(繊維方向)を互いに直交させて重ねることで、一枚板とは比較にならない高い強度と安定性を実現しています。 - その他
近年はこの分野にも新製品が続々と投入されており、それぞれの特長を活かした多様な使用方法が考えられています。