ウイング株式会社は、枠組壁工法構造用製材の加工・組み立てを行う製造業です。従来の製材工場とは異なり、原木から製材を行うことはなく、規格品を海外や国内から調達し、建築現場のニーズに合わせて加工・組み立てを行うコンポーネント事業に分類されています。
ウイングでは、コンポーネントにおける各工程（入庫、格付、切断、加工、組立、出荷、検品、現場納品）で発生しうる災害リスクに対応し、従業員や協力業者の皆さまが安心して働ける環境を整備しています。
安全管理体制を構築し、毎日元気にご家族のもとに帰宅していただくことを目標に、日々の活動に取り組んでいます。
安全管理室の設置
会社全体の安全を統括する「安全管理室」を社長直下に設置。安全関係の法令順守や、機械設備の安全への意識向上など、従業員に寄り添いながら専門的立場から指導し、改善に努めています。
安全衛生委員会の活動
工場では安全衛生委員会の活動の中で、災害発生時の起因個所の特定とそれに伴う再発防止策の策定を行う他、安全専門の小部会を設置しています。
また、設備面と技術面で専門的な観点からヒューマンエラーやヒヤリハット行動を集約し、PDCAサイクルに則して日々検証を行い改善に努めています。
配送先の安全と納品役務における安全管理
製品を現場にお届けするまでがメーカーとしての責任と捉え、出荷から納品においても安全とコンプライアンスの徹底は重大な課題と認識しています。
定期的な納品安全パトロールを行い、現場で生じる様々な課題について、法令を照らし合わせ適切に是正を推進するため安全推進委員会にて課題解決に努めています。
持続可能な企業活動推進
近年、安全性の高い自動加工機が普及し、技術革新による生産性向上が著しく進んでいます。当社においても積極的に導入を進めていますが、それに伴い新たな災害リスクも生じています。安全管理は一朝一夕には実現できないものと痛感しており、日々知識と対策をアップデートしながら、安全管理体制が持続可能なものとなるよう努めています。
ウイングはこれらの多岐にわたる安全への取り組みを通じて、従業員と社会の安全を守り、持続可能な企業活動を推進してまいります。