ツーバイフォー(2x4)工法とはどのような工法ですか?
ツーバイフォー(2x4)工法は、主要な構造材として断面が2インチ×4インチの規格化された木材を用いる建築技術で、「木造枠組壁工法」とも呼ばれます。この工法の最大の特徴は、壁、床、屋根を「面」として一体的に組み合わせて建物を支える点にあります。在来工法が柱や梁で建物を支える「線」の構造であるのに対し、2x4工法は「箱」のような強固な一体構造となるため、高い耐震性や耐風性を発揮します。
在来軸組工法(線で構成)

日本古来の、柱と梁で構成される工法
枠組壁工法(面で構成)

当社が手掛けるツーバイフォー工法
また、壁の内部に断熱材を隙間なく充填しやすいため、気密性と断熱性に優れているのも大きなメリットです。これにより、冷暖房効率が向上し、一年を通して快適な室内環境を保つことができます。さらに、使用する材料や施工方法が規格化されているため、品質が安定しており、職人の技量に左右されにくく、工期も短縮できるという利点もあります。
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