カナダ通信

カナダ新首相就任とTPP合意について

2015年11月にカナダ23代目の総理大臣が就任しました。
ジャスティントルドー.jpg 家族との写真.jpg



年齢も44歳と若く、父親も第15代カナダ首相のPierre Trudeau(ピエール トルドー)と政界のサラブレッドです。
また、写真のような端正な顔立ちと、英語教師を経てからの政界入りや趣味のスノーボードがインストラクター級であるなどの経歴もあり、現地でも非常に人気があります。
首相就任の公約では、閣僚中の女性大臣の比率を半数にすることや難民の救済等を掲げ、取り組んでいます。


TPPについて
TPP(Trans-Pacific Partnership)【環太平洋戦略的経済連携協定】が日本、アジア諸国、アメリカ、カナダ、メキシコ等と大枠が合意されました。
これを受けて、今後各国が品目別に詳細を打ち合せていくことになります。
2×4の構造躯体用として日本が輸入しているランバー材(SPF)については、TPPの運用が開始されると現在の関税4.8%が2.4%に半減され、TPP実施後16年目には関税が撤廃される予定です。
同時に一定数量以上の輸入を行った場合に関税がかかるシステム【セーフガード】も林産物では世界で初めて導入されます。
このセーフガード発動条件は品目毎に取決めを行うのですが、例えば、カナダのSPF製材は大枠合意では2013年の輸入実績の1,573千㎥を基準値とし、毎年31.5千㎥づつ発動条件を引き上げていくこととしていますが、詳細については国毎の事情を織り交ぜながらこれから交渉を進めていくことになります。

現状カナダ側では昨年末の首相交代、また今年はアメリカ大統領選挙も控えている為、アメリカ大統領選挙の結果を見極めてから日本との交渉を行ないたいとしています。

TPPセーフガード概要.pdf